「……何だ、これは」
ルビーブラッドの声は高く。そしてその身長は小さい。
ピンクのフリフリのワンピースに、頭には白いカチューシャ。髪は普段より若干長くなったような気がする。
そこにいるのは、齢5歳くらいの少女の姿をしたルビーブラッドだった。
その姿は、つまり。とても。
「――っかわいい!」
「…………」